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地域の力はブラック企業を壊す

青年たちは降りしきる雪の中でトラックを後方から押してくれました。
直後にトラックは前進します。よしっと、思わず声を出していました。

私は感極まり、トラックを降りて青年たちに礼を言いました。
固い握手をし、さあ出発だとアクセルを踏むと、また雪にハマっています。

我々は苦笑いしながらも再び協力し、なんと数キロ離れた大通りまで青年たちが手伝ってくれました。

今度は同じ轍を踏まないように窓から手を振り、大声で「ありがとう」と言いました。
ドアミラーを見ると、雪にまみれた青年たちが手を振っています。
世知辛い世の中で、このような青年がいることに喜びを感じながらトラックは進みます。

これまでに学んだことは、停止するとヤバイこと。そして陸橋などの急坂は登れないだろうということ。
周囲を見れば、人はもちろん車も走っておりません。

書いて良いかわかりませんが、停止しないように信号は無視しました。
そして陸橋は登らずに脇道から進行します。

ようやく2件目の店に着いた時には6時を過ぎていました。
小一時間かけて2トン近い納品を終えると、停止したトラックを恨めしく睨みます。
1件目のハマりがフラッシュバックします。
もう嫌だと思いながらエンジンをかけると、幸運にもタイヤは回転しました。

しかし大通りに出る1キロくらい手前で、またも雪にハマりました。
時計をみると7時30分を過ぎています。
起床してから16時間が経過しています。さすがに腹が減りました。
周囲には雪以外に何も見えません。

もはや交通事情など関係なくコンビニで弁当を買いに行きました。
腹が、ある程度満たされると同時に、やる気が失せてきます。

何度か前進する努力をしますが、寒さと眠気が襲ってきたのかもしれません。
こんな馬鹿げた会社で働いていてもな……。そんなことを考えていると、傘をさした初老の男性が窓ガラスを叩きました。
 
2020年08月19日 21:08

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