便利屋ほほえみ|家事代行・ハウスクリーニング・高齢者、介護必要度が高い方の介護サービス|江戸川区・葛飾区・江東区

初回のご依頼30分(1,000円)は無料!家事代行や、お子様のお世話や高齢者の介護、ペットのお世話まで便利屋ほほえみにお任せ!

ホーム便利屋ほほえみブログ ≫ 高齢者詐欺・相手の立場になって考える(詐欺) ≫

高齢者詐欺・相手の立場になって考える(詐欺)

私が客役になり、疑似練習は始まった。
今度こそ、最初から怒りが爆発して終わるはずだ。いや、そうにしかならない。
今までの取り付く島もない継続会員の声が、鼓膜から蘇ってきます。
意気込むように軽く息を吸い込みました。

お前が当たると言うから参加したが、全然当たらないじゃないか。
他の会社と同じだ。やりかたまでも全部同じ。
こんな詐欺会社は普通に訴えてやる。

約5分。私は継続会員から聞いた言葉と、自身のストレスをぶつけるように汚く罵り続けた。
やがて、言葉を続けることができなくなります。
山口は最初から相槌をうつだけに徹している。
僅かに無言の間隔が空くと、山口がボソリと一言発した。

「残念ですね」

何が残念なんだ?お前が騙したんだろ。怒りが再燃しました。
『残念』というキーワードから改めて言うべき言葉を見つけて、山口にぶつける。
だが不思議なことに、気持ちや当初の感情が軽減されて、とにかくストレス発散のための発声になっていることに気がついた。
このままでは再び騙される。ここで捨て台詞を吐いて電話を切るしかない。

「このまま電話を切っていいんですか?」

奥歯に物が挟まったような物言いだ。
いつのまにか、山口の言う言葉に耳を傾ける余裕があることに気がついた。
そして、先回りされたかのような山口の言葉が気になる。
それは反論したいという気持ちを助長し、電話を切ることを躊躇わせる。

「何が言いたいんだ」
私は、先を促すような質問をした。
聞くだけなら無料だ。とりあえず聞いてから切ればいい。

少しだけ心を開くと、その隙間から怒涛の山口ワールドが展開された。
新規客の時と同様に、一方的に言葉を私に浴びせかけます。反論も意見も何も許さないという気迫のようなものが、力強く伝わります。
しかし新規客とのトークと違うのは、50万円のコース内容を小出しにしていることだ。

何も言えなくなった私を見て、山口は怒涛の口撃を止めた。
これで終わったかな。と山口が薄く笑う。
「ここからは、おさらいだ。迷路について解説する」
 
2020年09月04日 19:17

コメント一覧

  • 投稿されたコメントはありません

コメント投稿フォーム

投稿者名
タイトル
メールアドレス(非公開)
本文