3大介護・排泄介助編(トイレ実践と用意する物の続き)
排泄介助で必要になるものの基本として、手袋があります。排泄介助は毎日、数回の介助が必要なので、衛生面と感染予防の観点からも手袋は必須です。
お勧めするのは、箱に何枚も入った使い捨てのゴム手袋です。
単価も安く枚数も多いので、一家に１個は備えておいて下さい。
あとは新聞紙です。新聞紙はすべての汚物を包むために使用します。
外部の臭いを吸収し、感染症予防にも役立ちます。
汚物のゴミは、他のゴミと一緒に捨てないのが基本です。これは、回収業者の方への愛にもなります。
どうしても感染症などの危険がありますので、処理方法には細心の注意をして下さい。
↑リハビリパンツです。
リハビリパンツは、基本的にトイレ介助できる方が使用します。
紙製のパンツで、横から簡単に切ることができるので、失禁の時にも交換が楽になります。
パッドを陰部に当てた後に、リハビリパンツを穿きます。
最近のリハビリパンツは通気性もよく消臭にも優れ、吸水能力も高いです。
『トイレ介助の手順』
使用者が便器の前に立つ→ズボンやリハビリパンツやパッドを膝まで降ろす→リハビリパンツとパッドとズボンに汚れがないか確認する。
汚れがあれば新しいものと交換する→使用者を安全に便座に座らせる→用を足し終わったら、陰洗ボトルで流水しトイレットペーパーか清拭タオルで陰部と肛門を清潔にする→汚物がついた物は、すべて新聞紙の上へ→使用者が立ち、パッドを陰部と肛門を包むように当ててリハビリパンツとズボンを穿く。
2020年10月11日 21:25
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