便利屋ほほえみの仕事・鏡の研磨
以前に便利屋ほほえみブログにて、江戸川区小岩にある実験部屋での鏡の清掃に関する記事を書きました。この記事でご紹介したのは、一般家庭にある道具を使用して鏡に付着した汚れを落とすというものでした。
誰でも格安で、しかも簡単に鏡汚れを落とせますが、あくまで一般的な汚れ落としであるために、まだまだ汚れが残るというコメントを多く頂戴しました。
そこで今回は、便利屋ほほえみのようなプロが使う道具の紹介をしていきます。
ここで、おさらいをします。
鏡の汚れで厄介なのは『水垢』です。
水垢の主な要素は、カルシウム、マグネシウム、ケイ素です。
ケイ素以外の汚れは比較的簡単に落とせますが、頑固なケイ素はプロの道具で汚れを落としていきます。
頑固なケイ素の汚れとは、いわゆるウロコ汚れです。
このウロコ汚れを除去するには、基本的に研磨する必要があります。
一般的な洗剤とスポンジで汚れ落としをするのは困難ですし、手間がかかりすぎます。
今日は、ハウスクリーニング業者や便利屋ほほえみが使うプロの道具の紹介をします。

電動サンダーとスポンジです。
電動サンダーは研磨専用の道具で、素早く細かい上下運動をすることで鏡のウロコ汚れを落としていきます。
しかし電動サンダーだけでは、頑固なケイ素には太刀打ちできません。
実際に汚れ落としをするのはスポンジです。
つまり、電動サンダーとスポンジの共闘で面倒なウロコ汚れに立ち向かうワケです。
ここで注意点があります。
スポンジの目が粗すぎてしまうと、鏡に傷がついてしまいます。
スポンジの目の粗さには番号が付いていて、若い番号なほど目が粗く傷がつきやすいんです。
鏡にもよりますが、個人的には1500番から2000番くらいがベストだと思います。
2000番以降は傷がつきにくいんですが、研磨する時間がかかります。
最後に、電動サンダーの使用時のポイントがあります。
電動サンダーは非常に便利な道具なんですが、音がうるさいのが最大の弱点なんです。
一軒家なら大丈夫だと思いますが、集合住宅の場合は午後から短時間の使用をお勧めします。
後日、掲載した写真の道具を実際に使って、どこまでウロコ汚れが落ちたのかをご覧頂きたいと思います。
2021年02月05日 19:49
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