新型コロナウイルスのワクチンについて
新型コロナウイルスのワクチンについては、様々な意見があります。副作用についてのデメリットや重症化リスクを防いでくれるなどの意見です。
まずデメリットについては、厚生労働省の発表によると、2月26日に新型コロナウイルスのワクチンを接種した60代の女性が3月1日に死亡したと公表しました。
ワクチン接種から僅か4日で亡くなったということで、ワクチンとの因果関係が疑われています。
その他にも、熱が出たり嘔吐したり、激しい倦怠感に見舞われたりと個人差はあれどネガティブな症状がでる場合があるらしいです。
メリットとしては、何といっても重症化を防いでくれることでしょう。
ただ『重症化』とはなんでしょうか。
文字通り受け取れば最悪のリスクを防いでくれるのだと思いますが、前述した通り疑惑とはいえワクチン接種したにも関わらず亡くなっている可能性もあるわけです。
新型コロナウイルスの詳細不明の状態でワクチンを開発したわけですから、現時点でのワクチンの有効性や危険性も曖昧なのだと思います。
しかも変異株も登場したことにより、ますます効果が曖昧になった可能性があります。
事実、妊婦への接種(優先度)や子供への接種は、まだ検討されています。
なぜ検討されるのかといえば、今後の安全性や有効性の情報を見ていくとのことです。
つまり、多くの事柄が手探りなのでしょう。
もちろん、これらの発表は厚生労働省の正式発表です。
そこで白羽の矢が立ったのが、医療従事者と高齢者です。
重症化リスクが高い人たちなので当然なんですが、このような不安定なワクチンで本当に大丈夫なのかと疑問が残りますね。
優先順位は医療従事者からになります。ワクチン接種した医療従事者は個人の体調などを日々報告しなければなりません。
この決定を聞いて、人体実験という言葉が私の脳裏に浮かびました。
同じウイルスのインフルエンザワクチンでは、このような報告はありませんからね。
兎にも角にも、新型コロナウイルスのワクチン接種は開始されています。
接種の優先順位は、医療従事者、高齢者、高齢者施設で働く介護職員などとなっています。
この優先順位を聞いて、私は即座に疑問を抱きました。
安全性云々は抜きにして、新型コロナウイルスに感染した人を直接看護する医療従事者が最優先というのは理解できます。
そして曖昧ですが、重症化リスクが高い可能性がある高齢者が次の順位だというのも少し譲って理解しました。
ですが、介護現場で働く介護士を区分けしたことには納得できません。
どう区分けしたかといえば、訪問介護と施設介護の区分けです。
これまた厚生労働省の発表ですが、施設はクラスターになる可能性が高いから優先順位が高いとのこと。
訪問介護で働く介護士は、対象外なのです。
もともと人手不足が叫ばれていた介護業界で、特に人手不足なのが訪問介護です。
新型コロナウイルス感染については、訪問介護職の離職理由になっています。
ここで想像してみてください。家庭内感染も多くなるなか、貴方が単身で他人の家に入り密着介護する様を。
多少なりとも恐怖がありませんか?
これが全国的に訪問介護事業所が相次いで倒産する理由の1つでもあります。
普通に考えて頂ければわかりますが、訪問介護を利用する人でも外出はしています。
その外出のなかには、デイサービスやリハビリ施設に行く人も大勢います。
高齢者施設で隔離されている利用者よりも感染リスクは何倍も高いのが現実なんです。
このような現状を、国は本当に把握して順位を決めているのでしょうか。
新型コロナウイルスのワクチンについては経済とは一切無関係なので、人命や感染リスクを最優先とした政策を強く求めたいものですね。
2021年03月04日 19:22
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